井谷 俊介
ITANI SHUNSUKE
生年月日
1995年4月2日
身長 / 体重
180cm / 77kg
出身地
三重県度会郡大紀町
出身校
東海学園大学
所属
SMBC日興証券株式会社
競技種目
100m・200m
競技クラス
T64 (膝から下の切断)
20歳で交通事故により右脚の膝から下を切断し義足になる。
その後、義足で走る楽しさを知りパラリンピックを目指すように。
レーサーの脇阪寿一氏、仲田健トレーナーに出会い本格的に競技を開始。2018年には競技は始めわずか10ヶ月でアジア大会を優勝。
2019年 世界パラ陸上では日本人初の100m決勝に進出。200mでも同じく決勝へ。2023年アジアパラ競技大会で200mでアジア新記録で優勝、100m 準優勝。
2024年のパリパラリンピックを目指している。
私が⾛り続ける意味。
私は事故や病気など同じような境遇の⽅々の⾟さや苦しさを勇気、希望に変えれるアスリートになりたい。
前向きに何かに挑戦することや笑顔のきっかけに私がなる為にこれからも⾛り続ける。
事故直後、⼀度はどん底まで落ち⽣きていくことが嫌になった。
歩くこと⾛ること、毎⽇を⽣きていくこと、 ⼈の優しさに触れそれらがどれほど幸せなことなのか気づいた。
⾜を無くしたことは不運な出来事であったが不幸ではなかった。
幸せに気付けるよう⾃分を変えてくれた。
そして⼈を笑顔にすることの素晴らしさを知った。
誰かを笑顔にできると⾃分も笑顔になれる。
体が変わってしまった以上に⼼が変わり価値観も変わった。
パラリンピックに出場したいという⽬標もこうなっていなければなかった。
困難な壁だとしても必死にチャレンジをし続けることが⼤切だと実感した。
誰かの為に。誰かの⼒になりたいから。これからも⾛り続ける。